緊縛 をはじめたきっかけで書きましたが、緊縛に興味はあったもののちゃんとやってみようとは思わずマジックテープで出来た手枷、静電気でくっつくボンデージテープ、出来合いの亀甲縛りの綿ロープなどで緊縛の雰囲気を楽しんでいましたが、ある女性の「縄を使った縛りはやらないの?」がきっかけとなり緊縛を習おうと考え、都内某所のSMバーの緊縛講習会に申し込みをしました。

都内で緊縛の講習会は複数開催されていたのですが、このSMバーの講習会を選んだのは以下の理由からでした。

  • 通える範囲にある
  • 頻繁に行われている
  • パートナーが居なくても講習を受けることができる

僕もいい年ですので夜の世界も多少は知っているのですが、SM関係は疎く、またお酒を飲まないのでバー自体どんなところなのか今ひとつピンときていませんでした。

映画や小説、雑誌の写真その他諸々の情報、妄想によって想像していたSMバーは以下のような感じでした。いつの時代だよというツッコミは禁止とさせていただきます。

薄暗い店内
白いL字型のソファに小さなテーブルのボックスがいくつか
そこにゆったりと座るちょっと年配のスーツ姿の男たち
黒服のおにーさん
緞帳を背にしたステージ
そこになぜかミラーボール

はい。なぜかミラーボールです。
カラオケじゃないんですからそんなものあるはずがないのに、なぜかミラーボールです。おそらくドラマか何かで見たスナックのイメージが入り込んでいるんだと思います。

さて、実際は。

当日最寄り駅からSMバーに向かう途中、どんな所なんだろう、どんな人達がいるんだろう?ネットで調べたところ怖そうな、危なそうなところではないのはわかっているのですが、ドキドキ感と好奇心に溢れていました。

バーに到着です。チャイムを鳴らすとドアが開き中に招き入れられました。
玄関内は黒いカーテンで囲まれ中が見えない薄暗い状態となっていました。
予約した旨と名前を伝えて身分証明を提出、料金を払いました。
ロッカーに荷物を入れてカーテンを潜ると

ふつーの長方形の部屋でした。
活動するスペースは12畳?もうちょっと広い?
ふつーの明るい照明。
ソファもテーブルもステージも、もちろんミラーボールも無し。
下は絨毯だったかな?

参加者は壁にもたれかかって話をしていたり、縄の準備をしていたりでした。

講習会スタートの時間となり車座になってそれぞれ軽く自己紹介。
その後はレベルごとの講習。
全くの素人は僕ともう一人いたかな?
縄の扱い、緊縛の危険性、腕の神経をチェックする方法を学んだ後、後で組んだ腕を縛ってスタートとなる本結びという結び方を教わり、自分の足を組んだ腕に見立ててひたすら本結びを結んで解いて、結んで解いてを繰り返す。
30分以上やっていたかと思います。

ぎこちなくも縛れるようになったらマネキンに布が貼ってあるトルソー?を相手に後で手を組ませて本結びで縛り、肩から胸の上へ縄を通して後へを2回、後ろで留めて胸の下を2回回す所くらいまでで終了のお時間。

車座になって一人ひとり講師から所見をいただき講習会終了。

講習会終了後はバー閉店まで自由に過ごして良いのでトルソー相手に復習をしていましたが、奥で講師の方が縛り、吊っていました。

間近で吊りを見るのは初めてでした。
吊られはじめると受け手さんはうめき声をあげはじめ、その声が大きくなり、艶っぽくなっていきました。
床に降ろされ、縄を解かれると小さな声で泣き出す女性。泣くのではなく慟哭というのでしょうか。それを後から柔らかく抱きしめる講師の方。
その横で淡々と緊縛の練習する人達。これは自分を含めてですが。
なかなかシュールな世界でした。

終電の時間が近づき挨拶をしてSMバーを後に駅に向かう途中「次はいつ空いてたっけ?」頭の中で次の講習会のスケジュールと自分のスケジュールを照らし合わせていました。

こうして怖い思いも、嫌な思いも、そしてミラーボールを目にすることもなく無事最初の講習会は終わりました。

緊縛ライフ管理人

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