(緊縛を始めた経緯はプロフィールをご覧ください)
17年年初に緊縛を始めて半年経過しました。
講習会に行って、縄と書籍・DVDを購入し、縄を作り、いろいろな方に緊縛モデルになっていただきました。
緊縛を始めての半年を振り返ってみてこうすればよかった、これはよかったなという事を書き出してみます。
これから緊縛を始める方の参考になれば幸いです。
緊縛を初めて半年を振り返ってのまとめ
お勧めしたいこと
講習会について
最初は講習会に参加することを強くお勧めします。本やDVDをでの独学ももちろん可能ですが、講習会で基礎を学べば独学だと半年かかることを一ヶ月位で学ぶ事ができるのではないでしょうか。
書籍・DVDについて
書籍では
いますぐデキる!図解縛り方マニュアル シリーズ
DVDでは
有末剛 愛の緊縛レッスン 入門編
の購入をお勧めします。
後悔していること
縄について
縄の購入に関して後悔していることがあります。
いろいろな長さ、色の縄を買ってしまい、余計な出費をしました。
まず最初に講習を受けて自分好みの長さ、色を決めてから購入するべきでした。
また、縛る部位が増え、複雑になると必要な縄の本数は増えます。
最終的には10本を超えるので予算を考えましょう。
購入は一種類のみを3本程にして早めに自作に切り替えるのも手です。
長さ
7m、8mの縄を購入してしまい、どちらかわからなくなってしまい縄にマーキングするはめになってしまいました。
気にする必要はないといえば無いのですがマーキングは無い方がいいですよね。
長さは小柄な方だけを縛るならば7mでよいでしょうが、大柄な方を縛るのでしたら8mを購入すると良いと思います。
僕の基準になっている縄屋さんの8mとして販売されている縄の長さを計ってみると8.8mでした。恐らく8mと言って販売して短かったらまずいので余裕をもっているのだと思います。
縄と縄のつなぎ目が目立つ所に出ないよう調整するために半縄(一本の縄を半分に切った物)を用意すると良いと思います。
色
生成りの縄を6本位買ったあと、赤い縄を買い余計な出費となりました。
基本は生成りなのでしょうが、日本人の肌には赤が映えますし、紫は妖艶な感じ、黒は引き締まったな感じなど色によって感じが変わります。
生成りの縄を買ってから「あっ、この色にしておけば良かった」ということが無いようにいろいろな映像、動画を見て好みの色を決めておくと良いと思います。
縄を自作して自分好みの色で染めることも可能です。
緊縛を始めて半年の間で購入したもの
講習会
本やDVDを買う前にまず五反田 ミルキーウェイの講習会に参加しました。
講習会はまず最初に縄の扱い方、危険性の説明、自分の足首を使って基本となる「本縛り」の練習、トルソーを相手に後手縛りの練習をします。
トルソーを使うためパートナーが居なくても受講できるのが大きなポイントです。
- 初回入会金 男性 3,000円
- 講習会毎に入店料 7,000円、講習会費用 2,000円、中級になるとパートナーが居ない場合モデル代3,000円
- 女性やカップルは費用はかなり安くなります
とそれなりに費用がかかりましたが、講習を受けてよかったと思います。
この講習会を通して基本的な「結び」「留め」を学ぶことができ、本やDVDを見て「ここはこう縄を回しているな」とか「ここはこの結び・留めを使っているな」というのがわかりました。
講習会を受けていなかったらそういうところがなかなか理解できないため独学ではかなり時間がかかったと思います。
購入した縄
縄屋さんの麻縄
一般的には6mm 7mの縄を使うということで最初に縄屋さんで生成りの6mm 7mの麻縄を3本購入、その後吊りをするにはもうちょっと必要ということで生成りの6mm 8mの麻縄を4本購入。
赤い麻縄購入後は使わなくなったので最初から赤い麻縄を購入するべきだったと後悔しています。
日本人の肌の色には赤い縄が映えると思い、同じく縄屋さんの6mm 8mの赤い麻縄を5本購入しました。
一幸商会さんの縄
6mm 8mの赤い縄を購入しました。
これは好みの問題なのですが、とてもしなやかな反面撚りが甘く間に指が入ってしまうことがあったため使っておりません。
早乙女流の縄
麻縄は水洗いするのが難しいため、体液が付着する股縄にはこの縄を使っています。
一見巾着などで使う普通の綿ロープに見えますが中にナイロンのロープが入っているため伸びづらく締り過ぎることがありません。
洗濯機で洗濯・乾燥できますが、端をしっかり固定しておかないと表の綿と中のナイロンのロープの長さが変わり使いづらくなります。
いろいろな種類、長さ、色の縄を買ってしまいましたが、
- 最初から縄屋さんの赤い麻縄(というか好みの色) 6mm 8mの縄
- もしくは講習会でいろいろな縄を使い手触り・使い心地を確かめた後自作
すればよかったかなと思います。
麻縄は最低2本あれば有末流の後手縛りはできますが、ミルキーウェイ流は3本、体格が良ければ3本+半縄を使います。
とりあえず、
- 麻縄は本数の多いミルキーウェイ流3本、半縄用1本
- 股縄用に1本の早乙女流。洗濯を考えて2セットあると便利
があれば床縄は楽しめると思います。
ただし、縛りが複雑になると必要な縄はどんどん増え、最終的に10本以上になります。
購入した書籍・DVD
書籍
いますぐデキる!図解縛り方マニュアル
このシリーズは絵が大きく、縄をどう回すかも矢印で書いてあるのでとてもわかり易くお勧めなのですが、DVD版が発売されたのでDVD版がイチオシです。
ただし、講習会で基礎を学んだ上で読めば時間の無駄を省くことができると思います。
いますぐデキる!図解縛り方マニュアル2
このシリーズは絵が大きく、縄をどう回すかも矢印で書いてあるのでとてもわかり易いと思います。
ただし、講習会で基礎を学んだ上で読めば時間の無駄を省くことができると思います。
いますぐデキる!図解縛り方マニュアル【リスク回避編】
緊縛での事故というと「吊りをしている時に落ちた」位しか思い浮かばないかもしれませんが、吊らなくても縄を当ててはいけない所に当ててしまったらしびれ、麻痺などの事故となります。
この本は縄をより安全に楽しむためのマニュアルで、初心者必見の本だと思います。
緊縛基礎理術
DVD 「有末剛 愛の緊縛レッスン 入門編」を見てから読むと効率よく学習できると思います。
同じ縛りでもDVDと微妙に違うところがあります。
現代緊縛入門
「いますぐデキる!図解縛り方マニュアル【リスク回避編】」が出る前に購入しました。
具体的な事例が載っているので【リスク回避編】の次に購入すると良いと思います。
DVD
いますぐデキる! 縛り方マニュアルDVD
イチオシ!
三和出版から発売されているDVD。縄の種類、手入れ、危険箇所の説明から基本となる後手縛りをじっくりと動画で解説しています。
これから緊縛を始めたいという方にお勧めしています。
有末剛 愛の緊縛レッスン 入門編
細かい所は違いますが、緊縛基礎理術の床縄のDVD解説に近い内容です。
緊縛基礎理術の写真では分かりづらい部分を動画で説明してくれます。
吊りを考えていない初級者の場合、これがあれば緊縛基礎理術を買う必要はないと思います。
有末剛 愛の緊縛レッスン 応用編
椅子、テーブル、ソファ、柱、ドアノブを使った緊縛の方法を解説しています。
入門編とセットで購入しましたが、財布に余裕がない場合は入門編だけ購入すれば良いと思います。
女流緊縛師 狩野千秋 監修 SM緊縛講座
緊縛師さんが自分のペースですいすいと縛っていくため、縄をどう回しているのかがわからなかったり、肝心な所が手で隠れて見えなかったりするため、入門用には向いていません。
一鬼のこの現代緊縛入門 初級編
後手縛りを非常に丁寧に解説してくれています。
有末剛 愛の緊縛レッスン 入門編の次に購入したらよかったかな。
縄のまとめ方とても参考になりました。
一鬼のこの現代緊縛入門 中級編
幾つかの後手縛りが出来るようになって、レパートリーを増やしたくなってから買えばいいかと思います。
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