撮影した写真をカメラに付いている液晶ディスプレイで確認することができますが、カメラの液晶ディスプレイって小さくて細かいところまで見えないし、そもそも細かいものが見づらくなってきてしまいました。
そこで撮った写真をリアルタイムでPCに転送し表示されるまでの時間を調べてみました。
カメラとPCを接続すればLightroomやEOS Utilityなどのソフトを使ってテザー撮影(リモート撮影)をしたり、ノートPCをテレビに繋げてモデルさんも一緒に写り具合を確認することもできます。
まとめ
詳しい説明は後にして、結論から言うとサイズの小さなJPEGファイルならばストレス無く確認することができますが、ファイルサイズが大きいRAWファイルは実用的な速度ではありませんでした。
陰や写り具合を確認するだけならばWi-Fiで小さなサイズのJPEGを転送するように設定する。
三脚を使ってじっくり撮影するならばそれほどケーブルは気にならないのでUSB接続で転送して確認したり、テザー撮影(リモート撮影)をおこなうこともできます。
接続・ファイルサイズ別転送時間 | USB接続 | Wi-Fi接続 |
JPEG(約0.3MB) | 1.33秒 | 1.46秒 |
RAW(約24MB) | 5.60秒 | 14.03秒 |
転送速度の検証
検証方法
検証はカメラとPCをWi-Fi、USBケーブルで繋ぎ、撮影した写真をCanonのユーティリティーソフトCanon Utilityで転送し画面が表示するまでを動画で撮影、ストロボが光った瞬間からソフトで表示される瞬間までを0.03秒刻みのフレームで確認、時間を計測しました。
カメラのすぐ横にPCを置いて検証しましたが、カメラとPCの距離が遠くなるとWi-Fiの場合転送に時間がかかるようになる可能性があります。
Canon EOS 80DはRAWフォーマット、JPEGフォーマット同時に保存することができ、JPEGフォーマットの解像度はL,M,S3,S2,S1の中から選択できます。今回は一番小さなS1(約0.3MB)を選択し、Canon EOS UtilityでJPEGファイルだけを転送するように設定しました。
使用機器
カメラはCanon EOS 80D。 Wi-Fi機能を搭載しています。
PCはSurface 3。2015年に発売された古い機種でCPUもメモリ(4GB)もちょっと貧弱。
使用したUSBケーブルはUSB2.0に対応したごく普通のクオリティーのケーブルです。
結果は
USB接続 | Wi-Fi接続 | |
JPEG(約0.3MB) | 1.33秒 | 1.46秒 |
RAW(約24MB) | 5.60秒 | 14.03秒 |
となりました。
ファイルサイズの小さなJPEGはUSB接続でもWi-Fi接続でも1.5秒前後と撮り終わってゆっくり一呼吸という感じです。
RAWはUSB接続でも5秒ちょっと、Wi-Fi接続では14秒と実際に使う気にはなれない結果となりました。
検証動画
USB接続 JPEGフォーマット
Wi-Fi接続 JPEGフォーマット
USB接続 RAWフォーマット
Wi-Fi接続 RAWフォーマット
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