被写体にストロボを直接当てると肌が生々しく、そして影が強く濃く写ります。
これを「硬い光」と呼び、海外のファッション雑誌の写真などはこのような光の当て方を好むようです。
一方、日本の青年誌のグラビアなどは肌がふわっとしていて影もくっきりとは写らない、「柔らかい光」が好まれ、柔らかい光にするにはストロボを壁に向かって焚いて反射光を使ったり、光を拡散させるディフューザと呼ばれる物を使います。
ディフューザーなどストロボ用アクセサリを使用することによりいろいろな光を使って表現できるようになります。
・ トランスルーセント
見た目は半透明な傘。光を全体的に回しながらも柔らかくしてくれます。
・ ソフトボックス
60cm x 60cm, 60cm x 90cm などの布製の箱でストロボを囲って光の方向性をある程度集約し、半透明な布をかぶせることによりディフューザーとしても機能します。
被写体に近ければ近いほど集約性は上がります。
・ 自立式スクリーン式ディフューザ(透過性レフ)
ディフューザは面積が大きいほど、そして被写体との距離が近いほど効果が出ます。
立ち姿を撮るなら大きなディフューザが欲しいけど一人で撮るので支えられないし…と思っていたら、アマゾンで自立式の透過性レフが売っていました。
とても重宝しています。
・ ビューティーディッシュ
グラビアみたいな柔らかい光を求め続けていましたが、緊縛のような非日常的なもの、そして被写体が大人の女性の場合はくっきりと影が入った写真がいいのでは。
そう思って田口さんに相談したところ紹介されたのがこれ。
購入したのは直径40cmの金属製の物で大きな中華鍋のように見えます。
ハニカムグリッドをつけることにより光に直進性を与えかなり光を集約することができます。
・ スヌート
スポットライトのように強力に光を集約したい時に使います。特殊な演出となるのであまり出番はありません。
・全体的に柔らかい光を回らせたいならトランスルーセントや透過性レフ
・被写体にストロボの光を集約したいならばソフトボックス
・部分的な光を表現するならビューティーディッシュ
・スポットライトならスヌード
撮りたいイメージに合わせてディフューザーを選ばなければならなかったのですね。
これに気がつくのに一年近くかかりました。
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